最新号2018年3月号 2/10配信

いとうせいこう×みうらじゅん「見仏記 道草篇」スタート!

【今月の執筆陣】 赤川次郎/赤澤竜也/新井素子/いとうせいこう×みうらじゅん/井上純一/上田早夕里/遠藤彩見/小林泰三/近藤史恵/今野敏/澤村伊智/でんすけのかいぬし/富樫綸太郎

新連載

還暦間近の名コンビが目指すのは? 名シリーズ、新章スタート!――いとうせいこう×みうらじゅん「見仏記 道草篇」

短篇

学生の間で話題の心霊スポットで、自主制作映画の撮影をしていた映画同好会の面々を襲う悪夢とは――澤村伊智「悲鳴」

最終回

若き僧侶・照月の眼前に立ちはだかる新たな障壁とは――遠藤彩見「バー極楽」

好評コミック

『中国嫁日記』の人気漫画家と嫁の月さんが身近なお金と経済のギモンをトコトン掘り下げる。今回のテーマは「増税と税収」――井上純一「キミのお金はどこに消えるのか」

文芸カドカワとは?

かっこいい嘘(フィクション)
胸おどる真実(リアル)を読もう――
大人のエンタテインメント小説誌!

ミステリ、サスペンス、SF、ホラーetc.
――日常を離れ、物語の世界へ羽ばたく極上の小説連載、
今、いちばんイキのいい才能が続々登場する読み切り小説、
話題の映像作品コミカライズや気になる話題満載のエッセイなど、
ここでしか読めない作品が満載です。

今月のおすすめ

  • 新連載

    「見仏記 道草篇」

    いとうせいこう×みうらじゅん

    著者より

     またまた始まりました、みうらじゅん画伯との珍道中。そこに仏像のある限り、我々は足を伸ばします。さらに今回は旅の過程でどんどん脱線するつもり。スピンオフが次々発生。自分を抑えることなく移動を続けます。(いとうせいこう)

    仏友・いとうせいこうさんと『見仏記』の旅を続けて26年にもなります。仏像の知識もハンパなく少しウザがられるかも知れませんので今回はお寺だけでなく、みなさんが楽しめるスポットも巡る旅にしようと二人で決めました。どうぞ、よろしく!(みうらじゅん)

    文カド編集部より

     いとうせいこうさんとみうらじゅんさん(祝還暦)の人気シリーズ「見仏記」の新章がスタートします。このシリーズは毎回、本当に二人きりで旅をしています。だから何が起きるかわかりません。自由奔放に雑談し、道草しながら、なんとなく目的の寺にたどり着く。そんな二人旅の雰囲気を情感豊かに描いたいとうさんの文章に、みうらさんのサイケデリックなイラストが彩ります。読んだらきっと旅に出たくなりますよ。

  • 短篇

    「悲鳴」

    澤村伊智

    著者より

     大学の映画サークルの面々が情熱たっぷりにホラー映画を撮影していると、不可解な出来事に見舞われる話です。劇場、スタジオ、ロケ地などなど、創作の場にはしばしば怪現象が起こるなどと聞きますが、本作を執筆中もトイレで物音がしたり、メインで使っているパソコンが壊れたり、サブのノートパソコンのキーが取れたりと散々でした。単なる偶然に決まっている。そう分かっていても「ひょっとして」と思わずにはいられません。

    文カド編集部より

     澤村さんは怪奇現象に見舞われる中、執筆なさっていたのですね……。私は平穏無事に過ごしていたつもりでしたが、気づかないだけでなにが起きていたのかしら。そういえばこのあいだ、夜中に寝室にいたら居間の窓が開く大きな音を聞いたので、家人が開けたのだろうと思いつつ確認してみると、誰もおらず窓も開いていませんでした。気のせいとはいえ、些細なことが気になってしまうのもホラーを読む楽しさです。ホラーを愛する澤村さんが描く、ホラーを愛する人々の物語をお楽しみください。

  • 最終回

    「バー極楽」

    遠藤彩見

    著者より

    少々ヘタレな新米僧侶が強欲な美人姉妹とともに、欲に振り回される町内の皆さまを救う!? 舞台となる「バー極楽」は、私の理想の店。お酒の心地よい酔いを“ふんわり”と言い表しますが、お疲れ気味のお客様の心を、ふんわりと受け止める店を目指しました。下戸の甘えん坊男子も登場し、宴もたけなわですが、今宵はそろそろ閉店時間。文芸カドカワで出会えた皆さまに、またおいでいただける日を心待ちにしております。

    文カド編集部より

    町のトラブルをひとつひとつ解決していくうちに、いつの間にやら仲間も増えてまいりました。常連で賑わうようになった「バー 極楽」ですが、今月でいったんお別れです。肉食姉妹にとらわれた(?)照月の運命やいかに――。最終章は是非、今夏発売予定の単行本『バー極楽』でお楽しみください!

  • 連載中

    「出張! 本屋でんすけにゃわら版」

    でんすけのかいぬし

    著者より

    猫を飼いはじめてから猫アレルギーであることが発覚した時、かかりつけのお医者さんに「そういう人多いのよねぇ、でも……猫、好きなんでしょう?」というので「好きですよ!大好きです!」と答えました。健康でいたいなら捨てろと言われるのかなとドキドキしていたら、「ウン、じゃあがんばって。ウン、諦めて。お薬ならいくらでも出してあげるから。」と甘い声で応援(?)してくれて、今日も私は鼻水たらしながら猫4匹にまみれて生きております。

    文カド編集部より

    いつも白猫「でんすけ」と共に、素敵な本を紹介してくださるでんすけのかいぬしさん。取り上げられた書籍をデスクに置いていると、編集部員が高確率で「これいいね!」と(無断で)手に取ります。やっぱり、本の「顔」が持っている力ってすごい! それも、魅力を伝えてくれるアツい読み手や売り手の存在によって、増幅されるような気がします。熱意に押されたら、ぜひみなさん今日は本屋さんへ!

  • 連載中

    「人外サーカス」

    小林泰三

    吸血鬼殲滅組織が、サーカス団に偽装して世界を旅している――。情報を摑んだ吸血鬼たちは、早速行動を起こす。予測不能のアクションホラー!

  • 連載中

    「みかんとひよどり狩猟レストランにようこそ

    近藤史恵

    オーナーの協力を得て、目指す食材を手に入れられるのか。崖っぷちシェフが、再起を懸けてジビエに挑む奮戦記。

  • 連載中

    「リラと戦禍の風」

    上田早夕里

    館を抜け出したリラを追いかけて、虚体のイェルクは伯爵とともにパリの広場へと向かう。そこで目にした〈輝き〉の正体とは――。

  • 連載中

    「警視庁特殊捜査班SECRET MISSION

    富樫倫太郎

    警視庁のはみ出し者たちが独自の捜査方法で、猟奇事件の犯人グループに立ち向かう。

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