最新号2018年7月号 6/10配信

西崎憲のまったく新しい青春×フットサル小説「ヘディングはおもに頭で」スタート!

【今月の執筆陣】赤川次郎/赤澤竜也/新井素子/いとうせいこう×みうらじゅん/井上純一/上田早夕里/小林泰三/近藤史恵/今野 敏/小路幸也/竹清 仁×柳 広司/でんすけのかいぬし/土橋章宏/西崎 憲/額賀 澪/夢枕 獏

新連載

先行きのみえないもやもやした日々を打ち破る。まったく新しい青春×フットサル小説「ヘディングはおもに頭で」

特別掲載

豪華布陣で開発中のアニメ脚本を本誌に特別先取り掲載!――竹清 仁/柳 広司「ゴーストタウン 冥界のホームズ」

特別掲載

『中国嫁日記』の人気漫画家による好評連載「キミのお金はどこに消えるのか」書籍化決定記念の番外編「『キミ金』はいかにできるのか」

好評エッセイ

いとうせいこう×みうらじゅん/今野 敏


文芸カドカワとは?

かっこいい嘘(フィクション)
胸おどる真実(リアル)を読もう――
大人のエンタテインメント小説誌!

ミステリ、サスペンス、SF、ホラーetc.
――日常を離れ、物語の世界へ羽ばたく極上の小説連載、
今、いちばんイキのいい才能が続々登場する読み切り小説、
話題の映像作品コミカライズや気になる話題満載のエッセイなど、
ここでしか読めない作品が満載です。

今月のおすすめ

  • ヘディングはおもに頭で 新連載

    「ヘディングはおもに頭で」

    西崎 憲

    著者より

     1冊だけは、ともかく1冊だけは、青春小説を書きたいとずっと願っていた。そして運命的にその機会は巡ってきた。最高の形で。
     さて自分はどういうものを書くべきかと考えた。生涯に1冊だけの青春小説はどういうものがふさわしいか? それは『長距離走者の孤独』なのか『ライ麦畑』なのか、『ヤングスキンズ』なのか? それともジャームッシュか、アンダーソンか?
     どんなものにもならなかった。
     登場人物はユースの昂揚と無力感の霧のなかから、自信がなさそうな顔で現れて、その足元にはボールがあった。
     わたしたちの生活のように、デジタルエフェクトもなく、音楽もない青春小説。どうか読んでみてください。

    文カド編集部より

     小説から翻訳、短歌、そして音楽まで多彩なジャンルで活躍を続ける西崎憲さんの「生涯に1冊だけの青春小説」がいよいよ連載開始です。
     1文目から読者を引き込んで離さない文章。フットサルという、小説では珍しい題材にもかかわらず、初めて読むのに懐かしい空気感。流れる水のような、手で触れるとその流れを感じられるような作品です。
     是非小説のなかで、主人公の「おん」と一緒にボールに触れ、コートを駆け回ってみてください!


  • テレビ探偵 連載中

    「テレビ探偵」

    小路幸也

    著者より

    テレビが最も若くて元気だった時代のスターたちを描いている『テレビ探偵』もいよいよラストスパートになっていきます。私事で恐縮ですがそんなときに人生初の入院を経験してしまいました。幸いにも皆様にお別れを告げる手前で何とか生還することができて、物語も最終コーナーへ向かわせることができます。テレビジョンの中で文字通り煌めいているスターたちが自分たちの生き様をぶつけ合う最終話をご期待ください。

    文カド編集部より

    小路さんから入院のお知らせがあったのは大型連休中のこと。つい先日まで原稿のやり取りをしていたのに……と驚きましたが、もっと驚いたのは、そのあとすぐに今月の原稿を送ってくださったことでした。何があっても書くのだという、小路さんのお気持ちがこもった7月号です。作中では、テレビの人気者たちが仕事の他に「大切なもの」をもってしまったことで悩みます。それぞれがどんな人生の選択をするのか、ぜひご覧ください。


  • ゴーストタウン 冥界のホームズ 特別掲載

    「ゴーストタウン 冥界のホームズ」

    原案:竹 清仁/脚本:柳 広司

    本誌だけで読めるアニメ脚本! 世界一の名コンビ、ホームズ&ワトスンが、死後の世界を大冒険!

  • 特別掲載

    「キミのお金はどこに消えるのか」

    井上純一

    『中国嫁日記』の人気漫画家がお金と経済の疑問に斬り込む! 単行本化決定につきスペシャル版「「キミ金」はいかにできるのか」を掲載。

  • いも殿さま 連載中

    「いも殿さま」

    土橋章宏

    井戸平左衛門の命を受けた藤十郎らは、唐芋を求めて、いざ薩摩へ!

  • 見仏記 道草篇 連載中

    「見仏記 道草篇」

    いとうせいこう×みうらじゅん

    全国の寺社仏閣を目指し、気ままな旅に出る。長野を後にした二人が次に向かったのは?

  • まぁちんぐ! 連載中

    「まぁちんぐ!」

    赤澤竜也

    マーチングの全国大会に向け、再び動き出した浅高吹部だが……。青春音楽小説、堂々のフィナーレへ!

  • 「人外サーカス」 連載中

    「人外サーカス」

    小林泰三

    極限状態のサーカス団員たちに、勝機はあるのか――。予測不能のアクションホラー!

  • イシイカナコが笑うなら 連載中

    「イシイカナコが笑うなら」

    額賀 澪

    著者より

    主人公の菅野が未来を変えるべく奔走する2004年。千円札の絵柄が夏目漱石から野口英世になり、アテネ五輪が開催され、北島康介さんの「チョー気持ちいい」が流行語大賞を取った年です。この頃、私は中学二年生でした。容量が4GBしかないiPod miniにBUMP OF CHICKENを詰め込んで聴きまくり、体育祭でORANGE RANGEを踊り、隣の席の男の子がnobodyknows+を熱唱していたのをよく覚えています。ああ、「前略プロフィール」なんてものもありましたね……。

    文カド編集部より

    中学生や高校生当時の流行りものというのは、具体的なエピソード込みでビビッドに覚えている分、時折とんでもない懐かしさを放ちますよね。私も額賀さんと同世代かつ同じくらいの地方出身者のため、物語にちりばめられたこの種のアイテムや行動がいちいちクリーンヒットします。主人公の菅野とともに、自分の高校時代に思いを馳せてみませんか? 「前略プロフィール」、悲しいかな全く縁がなかったなあ……。


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