最新号2019年6月号 5/10配信

「七帝柔道記」話題の著者による青春冒険小説「眠るソヴィエト」連載開始!

【今月の執筆陣】赤川次郎/新井素子/乾 ルカ/井上純一/今野 敏/佐藤亜紀/須賀しのぶ/大門剛明/竹本健治/谷村志穂/でんすけのかいぬし/中山七里/似鳥 鶏/深緑野分/藤井太洋/増田俊也/三羽省吾/夢枕 獏

新連載

青年がたった一人山に分け入り見たものとは――!? まったく新しい青春冒険小説の誕生!――増田俊也「眠るソヴィエト」

最終回

乾 ルカ「明日の僕に吹く風は」/深緑野分「この本を盗む者は」


文芸カドカワとは?

かっこいい嘘(フィクション)
胸おどる真実(リアル)を読もう――
大人のエンタテインメント小説誌!

ミステリ、サスペンス、SF、ホラーetc.
――日常を離れ、物語の世界へ羽ばたく極上の小説連載、
今、いちばんイキのいい才能が続々登場する読み切り小説、
話題の映像作品コミカライズや気になる話題満載のエッセイなど、
ここでしか読めない作品が満載です。

今月のおすすめ

  • 眠るソヴィエト 新連載

     眠るソヴィエト

    増田俊也

    著者より

    私は『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(新潮社)の印象がよほど強いようで、ノンフィクション作家だと誤解され「小説にも挑戦しはじめたんですね」などと言われることがしばしばあります。でも2006年のこのミス大賞でデビューした小説家です。『シャトゥーン ヒグマの森』(宝島社)というヒグマが大暴れする作品がデビュー作でした。そういう意味で久々に“山に戻ってきた”のが今回の『眠るソヴィエト』です。
    題名は担当編集者と侃々諤々何カ月にもわたって議論し、連載直前になってやっと決まりました。ソヴィエトという文言にどんな意味があるのか読み進めるうちに少しずつわかる物語です。現代社会のみならず、人間そのものの存在について掘り下げながら、複数のテーマを織り込みました。頑張って連載していきますので、ぜひ読んでいただければと思います。よろしくお願いします。

    文カド編集部より

    増田俊也さんの『木村政彦は~』や『七帝柔道記』を貪るように読み、担当させていただくようになってはや数年、読者の皆様に新作をお届けできる日がまいりました。日本の国土の約七割を占める、森林という〈異世界〉に迷いこんだ主人公が出遭うのは……。傑作になる予感しかない本作、どうぞお楽しみください!


  • 明日の僕に吹く風は 最終回

     明日の僕に吹く風は

    乾 ルカ

    著者より

    『明日の僕に吹く風は』の中で、川嶋有人という少年の約一年間を描いてきました。この有人は、三歩進んでは四歩下がるような少年で、書いていてイライラすることもしばしばでした。私でもそうなのですから、読者の方はもっとイライラされたかもしれません。それでも、最後まで読んでくださった方がいらしたなら、心から御礼申し上げます。
    一つ連載を終えられたことで、有人とともに私自身も僅かなりとも成長できていたらと願わずにはいられません。

    文カド編集部より

    北海道の離島を舞台にした青春小説がついに完結です。過去のトラウマ、尊敬する叔父の死、離島の閉鎖的な環境――いくつもの向かい風に抗いながら、前に進もうとあがく有人少年を応援しているうちにあっという間に一年が経ってしまいました。様々な経験を得た少年がどんな姿を見せてくれるのか、最終回を読み、私は感動で泣きました。すべてが凝縮された最終回をお楽しみください。


  • この本を盗む者は 最終回

     この本を盗む者は

    深緑野分

    著者より

    我ながらなんだかよくわからない奇妙な話になりそうで、
    案外まじめなところに落ち着いたなあと感慨深くあります。
    これで深冬のお話は終わりますが、この世には読み切れないほど無数の物語があって、
    頭の中でなら、いつでも好きな時に好きな世界へ旅立てることを喜びたいです。

    文カド編集部より

    いくつもの本の世界を旅してきた深冬と真白の物語もいよいよ最終回。ブック・カースの真相を知った深冬は、誰もいなくなってしまった街を元に戻せるのでしょうか? 深冬と一緒になって駆け抜けてきた不思議な冒険が、ついに幕を閉じます。本を読むことってこんなにも楽しい!と伝えてくれるようなこの物語が、読んでくださった方々の心に残ったら、担当編集としてこんなに嬉しいことはありません。


  • 連載中

     出張! 本屋でんすけにゃわら版

    でんすけのかいぬし

    著者より

    これから雨の多い季節になりますね。みなさまは晴れ女(男)雨女(男)、どちらですか? 私は雨予報が出ている日に外に出ると不思議と雨が止むような晴れ女なのですが、晴れ女(男)にはお稲荷様が、雨女(男)には龍神様が憑いているそうですよ。それを聞くと、龍神様が憑いている方がカッコいい……気がします(笑)

    文カド編集部より

    連休が明けると途端に夏の気配が濃厚になり、心が浮き立つ一方、「その前に梅雨だぞ」と頭の中で警告が。じめじめするし、洗濯物はにおうし、嫌な気持ちになることが多いですが、雨にも雅な名前があると知るだけで、憂鬱な日にちょっと楽しみが増えるかもしれません。かいぬしさんがおすすめする『雨の名前』、気になる方は誌面をチェックです!


  • 半逆光 連載中

     半逆光

    谷村志穂

    夫の長年の浮気を知った妻は、家を飛び出し秋田へ向かう――。二人の女性が紡ぐ、残酷で美しい自立の物語。

  • バンクハザードにようこそ 連載中

     バンクハザードへようこそ

    中山七里

    予算未達に悩む本店営業部部長は大型案件に色めき立つ。嵌められた親友の仇を討つ、知的で痛快な復讐譚!

  • 目を見て話せない コミュ障探偵の会話なき推理 連載中

     目を見て話せない コミュ障探偵の会話なき推理

    似鳥 鶏

    セレクトショップに取り残されたコミュ障の運命や、如何に――。“孤高”の名探偵が、試着室から人間が消える謎を解く!

  • 狐火の辻 連載中

     狐火の辻

    竹本健治

    事実と奇妙な噂が入り乱れる湯河原で何かが起きている! 天才棋士・牧場智久と楢津木刑事は混迷する事件を解決できるのか?

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