最新号2019年5月号 4/10配信

谷村志穂、中山七里、似鳥鶏の三大新連載! 「メゾン・ド・ポリス」シリーズ最新作を掲載!

【今月の執筆陣】赤川次郎/新井素子/乾 ルカ/いとうせいこう×みうらじゅん/井上純一/加藤実秋/今野 敏/佐藤亜紀/須賀しのぶ/大門剛明/竹本健治/谷村志穂/でんすけのかいぬし/中山七里/似鳥 鶏/深緑野分/藤井太洋/三羽省吾/夢枕 獏

新連載

男に焦がれ、待つ女。その男を夫に持つ女。二人の女性が紡ぐ、美しく残酷な物語――谷村志穂「半逆光」
親友の死の裏には巨大な不正が眠っていた! 知的で痛快な復讐譚――中山七里「バンクハザードにようこそ」
本格ミステリ界の旗手が挑むのは、史上最も“孤高な”名探偵!――似鳥 鶏「目を見て話せない コミュ障探偵の会話なき推理」

読み切り

連続テレビドラマ化で話題のシリーズ最新作!――「メゾン・ド・ポリス 院内捜査!? ネットバッシングの意外な真相」加藤実秋

最終回

いとうせいこう×みうらじゅん「見仏記 道草篇」


文芸カドカワとは?

かっこいい嘘(フィクション)
胸おどる真実(リアル)を読もう――
大人のエンタテインメント小説誌!

ミステリ、サスペンス、SF、ホラーetc.
――日常を離れ、物語の世界へ羽ばたく極上の小説連載、
今、いちばんイキのいい才能が続々登場する読み切り小説、
話題の映像作品コミカライズや気になる話題満載のエッセイなど、
ここでしか読めない作品が満載です。

今月のおすすめ

  • バンクハザードにようこそ 新連載

     バンクハザードへようこそ

    中山七里

    著者より

    KADOKAWAさんからの注文はただ一つ、〈ユーモアを含んだコン・ゲーム〉だった。当然のことながら小説の登場人物は作者以上に賢くなれない。僕程度の頭で知略策略飛び交うようなストーリーが作れるのかと、まずそれが不安だった。しかし畢竟、ミステリーを書く者は年がら年中人を騙しているのであって、しかも僕は友人から「呼吸をするように嘘を吐いている」と評された人間である。それなら何とか書けるのではないかと、乏しい金融知識と底知れぬ意地悪さを発揮したのが本作品だ。細工は流々仕上げを御覧じろ。

    文カド編集部より

    数多の人気シリーズを抱え、各社文芸誌で大活躍中の中山七里さんに完全な新作の執筆を依頼できるのは、編集者にとっても大チャンスです。“どんでん返しの帝王”の力を、存分に発揮していただける本作のテーマで、どう予想を裏切って驚かせていただけるのか!? 読者の皆さんと一緒に、私も楽しませていただく所存です!


  • 目を見て話せない コミュ障探偵の会話なき推理 新連載

     目を見て話せない コミュ障探偵の会話なき推理

    似鳥 鶏

    著者より

    他人の目を見て話せない。知り合いとすれ違っても声をかけられない。自己紹介が苦手。話しかけてくる服屋の店員さんが苦手。ついでにカラオケも苦手。歌える曲とかないからマイク回してこなくていいよ……。
    いわゆるコミュ障は日常生活の苦労がいっぱいです。ましてや探偵役なんて無理、のはずですが、この主人公は日常に謎を見つけては、解決の必要性に迫られます。聞き込みとか絶対無理なのに、どうやって推理するの?

    文カド編集部より

    人と目を見て話せない。集団だと話せるけど一対一の会話は苦手。一言で「コミュ障」と言ってもその悩みは様々です。この物語には、主人公以外にもいろんな悩みや個性を持ったキャラクターたちが登場します。「会話が苦手」な主人公がどう謎を解決していくのか、そして主人公の周りにいる一癖も二癖もある面々が、どのように謎にかかわっていくのか、そんなところも併せてお楽しみください!


  • 半逆光 新連載

     半逆光

    谷村志穂

    著者より

    久しぶりに恋愛小説を書きます。
    自分自身が結婚し、母親になってごく普通の暮らしをしている中では、もう書かないような気がしていました。
    友人である作家が、ある時期の私自身の恋愛を読みたいと言ってくれました。若い日の私には、人の夫に恋い焦がれ続けた時期がありました。今なら、その妻の側からも書けると思った。
    半逆光というタイトルは、写真家の小川義文さんから教わった、もっとも美しく、もっと捉えにくいと表現される光の名です。様々な光が、二人の女を照らしていきます。

    文カド編集部より

    この物語には2人の女性が出てきます。長く主婦をしていて、妻として男性をそばで支え続けた女性。そして、その男性と知り合い、強く惹かれ合う中で“書き手”として目覚めていく女性です。はじめは一人の男性を介して向かい合っていた二人ですが、それぞれに男性から自立し、自分の人生に向き合っていくこととなります。
    これはきっと恋愛小説でありながら、自立の書だと強くかみしめながら読みました。是非、谷村ワールドをご堪能ください。


  • 見仏記 道草篇 最終回

     見仏記 道草篇

    いとうせいこう×みうらじゅん

    著者より

    休暇をはさんで二年くらい連載していたでしょうか、『見仏記 道草篇』もこれでおひらきです。みうらさんとの旅はたいてい道草みたいなものなんですが、改めてタイトルに謳うとどんどんタガが外れ、ついには勝手にほぼ自費で中国取材に出かける始末でした。一度外れたものはなかなか元に戻せないものです。もし次に皆さんと出会える日が来るならば、おそらくすさまじくフリーキーな連載になっているのではないでしょうか。もはや仏像を見ていない可能性すらあります。ただの旅、とか。それでも読んで面白いものを書くことは確かなのでまたよろしく。(いとうせいこう)
    最終的に中国、四川省まで道草をしたことになる我々、見仏コンビ。何が一体、本筋だったのかをすっかり忘れてしまった。いや、人生にはそもそも本筋などなくていくつもの道草が重なり合ってるだけのこと。嗚呼、それにしても見仏コンビの仲良きことかな。今回も素敵な道草が出来たのは一重に相棒のお陰です。そして見仏してきたひとつひとつの仏像に最大限の感謝を込めて、合掌!(みうらじゅん)

    文カド編集部より

    ついに「道草篇」が最終回を迎えました。第一回で長野で、見仏ついでにリンゴ狩りをはじめたときには、まさか中国は四川省まで取材に行くことになるなんて想像もつきませんでした。このシリーズは取材に編集者は同行せず、お二人だけで自由気ままに(なおかつ質素な)旅をしていただいています。だからこそ、予定調和に陥らない魅力が溢れているのだと思います。還暦を迎えたみうらさんと還暦間近のいとうさん。仲睦まじいふたりの道草は、きっとまだまだ続きます。


  • メゾン・ド・ポリス 特別掲載

     メゾン・ド・ポリス 院内捜査!? ネットバッシングの意外な真相

    加藤実秋

    連続テレビドラマ化で話題の人気シリーズ。退職刑事たちのシェアハウスに、今日はどんな事件が持ち込まれる?

  • 黄金列車 連載中

     黄金列車

    佐藤亜紀

    1944年、陥落寸前のブタペシュトから、ユダヤの財産を載せた列車が走り出す。衝撃の真実を描く歴史小説!

  • 無実の罪 連載中

     無実の罪

    大門剛明

    指紋鑑定が間違っている可能性に気づき、藤嶋たちは再審実現を目指す。“えん罪”の真実に迫る、社会派サスペンス。

  • 共犯者 連載中

     共犯者

    三羽省吾

    古巣である業界最大手の週刊誌と、同じ事件を追う宮治の運命は。報道の使命と家族の絆を巡る、サスペンス・ミステリ。

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